- 工事名
- 赤松の剪定
- 施工時期
- 2026年5月
- 工期
- 2日間
- 工事のポイント
- 樹高7mの赤松を2日かけて剪定。2年分伸びた枝を切り詰め、2年後の芽の出方まで見据えて整え、古い樹皮の除去で害虫対策も行いました。
長野市のお客様より、2年に1度のお手入れを承っている赤松(あかまつ)の剪定をご依頼いただきました。これ以上大きくならないよう、2年分伸びた枝を切り詰めながら、2日間かけて樹形を整えています。
この赤松は樹高7メートルほど。赤松は日本庭園を代表する風格のある樹木ですが、手を入れないと年々大きくなり、お手入れがどんどん難しくなっていきます。今回は、これ以上樹高を上げないことと、数年先まで見据えた枝と芽の整理を目的に作業を行いました。
ご依頼の背景
赤松は、その堂々とした枝ぶりがお庭に風格を与えてくれる一方で、放っておくと枝が伸び、樹形が間延びしてしまいます。さらに松の剪定は、芽の摘み方や枝の選び方に独特のコツが必要で、他の庭木と同じ感覚で切ると、かえって樹形を崩してしまうこともあります。
今回のお客様は、この赤松を大きくしすぎないよう、2年に1度のペースで定期的な剪定を続けていらっしゃいます。今回も「これ以上は大きくしたくない」というご要望に沿って、伸びた分をしっかり切り詰める方針で作業を進めました。
作業内容|赤松の剪定
樹高7メートルほどの赤松に対し、ハシゴ作業で2日間かけて剪定を行いました。2年に1度の剪定のため、この2年で伸びた分を切り詰め、これ以上大きくならないように樹高と枝の広がりを抑えています。
松の剪定で大切なのが、芽(め)の扱いです。今ある芽は、2年後には枝へと育っていきます。そのため、ただ今の形を整えるだけでなく、2年後にどんな枝ぶりになるかを思い描きながら、残す枝と芽を一つずつ選んで整えました。先を見据えて整えることで、次回も無理なく美しい樹形を保つことができます。
あわせて、古くなって剥がれかかった樹皮も、できる限り落としています。剥がれかけた樹皮の内側は、毛虫などの害虫が隠れたり卵を産みつけたりする場所になりやすいため、あらかじめ取り除いておくことで、病害虫のリスクを抑えることにつながります。
今回の現場のポイント:2年後を見据えた「芽」の見極めと、害虫対策の皮むき
2年に1度の剪定では、その場の見た目を整えるだけでは不十分です。今回残した芽が2年後にどう育つかをイメージしながら、枝の出る向きや量を考えて芽を選んでいきます。先を読んで整えるからこそ、年月を重ねても樹形が乱れにくくなります。
また、松は害虫がつきやすい樹木でもあるため、古い樹皮を落として毛虫の温床をつくらないようにすることも、健康を保つうえで欠かせない作業です。アーバンガーデンでは、目に見える樹形だけでなく、数年先の姿や木の健康まで見据えて、一本ずつ丁寧に手を入れております。
まとめ
赤松のような松類は、定期的に、かつ先を見据えて手を入れることで、大きくなりすぎず、美しい枝ぶりを長く楽しむことができます。松の剪定は専門的な技術が必要なため、無理にご自身で行うと樹形を崩してしまったり、高い場所での作業で危険が伴ったりすることもあります。
「松が大きくなりすぎて手に負えない」「毎年でなくてもいいので、数年に一度きちんと整えてほしい」といったお悩みがありましたら、長野市内全域で対応しておりますので、お気軽にご相談ください。